ミリタリープラモデル。
第二次大戦中に5万輌近くが生産され、連合軍の主力戦車となったM4シャーマン。その数多いバリエーションの中でも、大戦中の最終型となったのがM4A3E8イージーエイトです。フォード製V型8気筒ガソリンエンジンを備え、車体前面を1枚板として防御力を向上させた後期型の溶接車体に、対戦車戦闘能力に優れる76mm砲を搭載したM4A3(76)の発展型で、新型の水平懸架式サスペンション(HVSS)と幅の広い履帯による高い走行性能が特徴です。HVSSを装備したM4A3は、型式名称であるE8から一般にM4A3E8イージーエイトと呼ばれました。1944年8月に生産が開始され、同年12月のバルジの戦いで初めて実戦投入。1945年4月までに約2,600輌が生産され、優れた攻撃力と機動力を活かしてヨーロッパ戦線で連合軍の勝利に貢献。その後の朝鮮戦争にも投入されました。
【 模型要目 】 M4A3E8 イージーエイトのプラスチックモデル組み立てキットです。★1/35スケール、全長214mm、全幅86mm。★実車取材に基づいて、76mm砲を備える迫力のある砲塔や大きく傾斜した1枚板の前面装甲、水平懸架式サスペンションなど存在感あふれる姿を第二次大戦中の仕様でモデル化。★砲塔と車体上部はスライド金型により、リアルなディテールと組み立てやすさを両立。★砲塔の鋳造肌や各部の溶接模様などの質感表現も見どころ。★エンジングリルや車体後部の排気ディフレクター、工具類もシャープな仕上がり。★幅広シングルピンのT66履帯は手軽でリアルなベルト式。★ヘッドライトレンズやキューポラのビジョンブロックは透明パーツを用意。★コマンダーの半身像とヨーロッパ戦線のデカール2種類付き。