ミリタリープラモデル。組み立てキット。
国産初の量産戦車である八九式戦車は初の戦車ということもあり生産当初から様々な改良が加えられてきました。砲塔は最初の曲面構成の多いタイプから直線的な形状に変化、車長の展望装置もトルコ帽タイプからキューポラータイプに変化しています。また車体前面は途中で折れ曲がっていたものが一枚板に変更、足回りは超壕性を高めるため誘導輪位置が前進するなど細かく改良されていきました。
甲型はガソリンエンジンタイプで乙型がディーゼルエンジンタイプと区別されています。甲型後期は甲型の完成形として1934年頃から生産に入り中国戦線を始めとしてノモンハンや太平洋戦などにも参加しました。
キットはオリジナル完全新金型です。砲塔や車体に繊細なリベットをモールド。排気管の防護ネットはプラパーツとエッチングの選択式です。砲塔や車体などのパーツはスライド金型で一体成型されています。キャタピラは組み立て式でつながった物とバラを組み合わせる方式です。また、戦車兵フィギアが2体付属しています。