飛行機プラモデル。組み立てキット。
1970年代後半、防衛庁技術研究本部では将来の戦闘機に必須の技術であるフライ・バイ・ワイヤ(FBW)をベースにしたCCV(Control Configured Vehicle)の研究を行なってきました。その技術実証機として選ばれたのがT-2の試作3号機です。
T-2 CCVは1983年に初飛行を行い、翌年の1984年に防衛庁へ引き渡され1986年までの2年間、各種試験が実施されました。
白と赤を基調としたカラーリングに水平/垂直カナード、大型化したアクチュエーターを収容するためのフェアリングが主翼下に装備されているのが外観上の大きな特徴です。飛行実験団運用時には垂直カナードに同団のマークが描かれていました。
[モデルについて]
航空自衛隊T-2のCCV研究機を再現! 外観上の大きな特徴である水平/垂直カナード、主翼下に装備されている大型化したアクチュエーターを収容するためのフェアリングを新金型で追加! 機体全体に描かれた赤いラインや飛行実験団運用時に垂直カナードに入っていた同団のマークなどをカルトグラフ製デカールに収録。
T-2CCV研究機の魅力を存分に楽しんで頂けるキットです。
[主な特徴]
インテイク脇、胴体下面の水平/垂直カナード、主翼下のフェアリングなどを新規金型追加
実機取材により細部まで正確にモデル化
機体形状は細部にわたり実機を忠実に再現
パネルラインのモールドは繊細かつシャープに再現
デカールは最高峰イタリアカルトグラフ製。 イメージカラーの特徴的な赤いラインや飛行実験団のマークを収録。