ミリタリープラモデル。組み立てキット。
第二次世界大戦でドイツ軍が開発した固定砲塔式の戦闘車両のひとつがIV号駆逐戦車です。
III号戦車のシャシーに固定戦闘室を設け強力な主砲を搭載して成功を収めたIII号突撃砲の後継として開発されました。
フォマーグ社によって1943年10月に試作車両が完成すると翌44年1月から量産が開始。シャシーは主にIV号H型、J型のシャシーが使用され、低いシルエットの固定砲塔には48口径7.5cmPak39L/48を搭載。1944年1月から11月まで生産され、前線に送られたのです。
その量産前に製造された試作タイプが0シリーズで主砲には7.5cmPaK39/L43を装備。また、車体の前面と側面の装甲板の接合部分が曲面になっているのが大きな特徴でした。
[モデルについて]
モデルは第二次大戦のドイツ軍戦闘車両、IV号駆逐戦車のA-0タイプを1/35スケールで再現。量産型とは異なる、曲面を持った戦闘室の形状をスライド金型を使って正確にモデル化。
シャープな低いシルエットに加わる戦闘室前面両サイドの曲面が独特な雰囲気を醸し出しています。戦闘室天面はディテールもリアル。
ハッチは開閉を選択して組み立てられ、内側も詳細に再現しています。ザウコップ防盾は形状に加えて鋳造肌の表現も実感たっぷりで重厚感を演出します。そこに搭載される主砲、7.5cmPaK39/L43は砲身基部部分も詳細にモデル化。
照準器やリコイルシステム、閉鎖器などもメカニカルな仕上がりです。
シャシー下面もサスペンションやロードホイール、スプロケットホイール、アイドラーホイールも複数パーツで構成され立体感十分。足元を引き締める履帯には組み立ても手軽なベルト式のDSトラックを採用しています。
また、その厚みも実車のスケール感そのままに再現した車体側面に装着されるシュルツェンもセットしました。シュルツェンはプラスチックパーツで取り付けも手軽です。
車体前面斜め装甲板も別パーツでセット。忠実な再現が細部に至るまで楽しんでいただけるキットです。
[主な特徴]
車体上部、車体前面、防盾は新金型でしっかりと再現
第二次大戦のドイツ軍戦闘車両、IV号駆逐戦車のA-0タイプを1/35スケールで再現
量産型とは異なる、曲面を持った戦闘室の形状をスライド金型を使って正確にモデル化
ハッチは開閉を選択して組み立てられ、内側も詳細に再現
主砲7.5cmPaK39/L43は砲身基部部分も詳細にモデル化
ザウコップ防盾は形状に加えて鋳造肌の表現も実感たっぷりで重厚感を演出
足元を引き締める履帯には組み立ても手軽なベルト式のDSトラックを採用
厚みも実車のスケール感そのままに再現した車体側面に装着されるシュルツェンもプラパーツでセット