ミリタリープラモデル。組み立てキット。
M2 155mmカノン砲は、アメリカ陸軍の使用していた長射程用のカノン砲で、「ロング・トム」という愛称で呼ばれていました。
第一次世界大戦の際にアメリカ軍が採用したフランス製GPF 155mmカノン砲の後継として設計され、第二次世界大戦では陸軍と海兵隊の双方が長距離砲撃に運用していました。沖縄戦の際には、24門(2個砲兵大隊)のM2ロング・トムが神山島に揚陸配備されて、沖縄本島への砲撃を行った他、朝鮮戦争でも使用されました。
陸上自衛隊では米軍供与品を、155mm加農砲M2として野戦特科部隊が保有しており、長きに渡って陸上自衛隊保有火砲で最長射程を誇っていました。
キットは射撃/運搬状態の選択式です。アメリカ陸軍のマーキングデカール付き。