ミリタリープラモデル。組み立てキット。
T-26は、第二次世界大戦前からソ連軍などで使用された軽戦車です。1929年5月にソ連軍は、イギリスのヴィッカース社が開発していた「ヴィッカース 6トン戦車」のライセンス契約を結び、V-26として15両が輸入されました。これは新たな戦車開発のための参考となり、いくつかの他の試作戦車との競作の結果、改良を加えてT-26として採用されることになりました。
最初の型として1丁ずつのDT機銃を備えた双砲塔タイプ(1931年型)が量産されました。BT-5戦車と同様に強力な45mm砲に換装された新型砲塔を装備しているのが1933年型です。
スペイン内戦やノモンハン事件ではその強力な45mm砲で活躍しましたが、独ソ戦初期には旧式化して大きな損害を出し、残った車両は満州国境の守りに回されました。
キットは起動輪やプラ製キャタピラを新金型で追加したグレードアップバージョンです。マーキングはソ連陸軍より3種類分を用意。