ミリタリープラモデル。組み立てキット。
1932年から戦車用ディーゼルエンジンの開発が三菱重工で始まりました。ガソリンエンジンに比べ燃費が良いため石油資源を海外輸入に頼っていた日本にとって国策として方針が進められたためでした。八九式中戦車は
当初はガソリンエンジンを搭載していましたがディーゼルエンジンの開発に成功したことからディーゼル搭載型が生産されることになりました。そこで以前のガソリン型と甲型、新型のディーゼル型と乙型と区別することになりました。1935年以降の生産車はこの乙型のみとなり1939年の生産終了まで作られました。
キットはオリジナル新金型です。砲塔や車体に繊細なリベットをモールド。排気管の防護ネットはプラパーツとエッチングの選択式です。砲塔や車体などのパーツはスライド金型で一体成型されています。キャタピラは組み立て式でつながった物とバラを組み合わせる方式です。また、戦車兵フィギアが2体付属しています。