ミリタリープラモデル。組み立てキット。
【実車について】
第二次世界大戦でドイツ軍は多数の自走砲を開発、配備していますが、制式化された車両のほかに、大戦も後半に入ってくると前線で開発された車両なども工夫されることになります。
逼迫した前線の様子も垣間見えるこうした車両の中のひとつといわれるのがI号戦車B型の車体をベースにIII号突撃砲G型から取り外した48口径7.5cm対戦車砲Stuk40L/48を搭載した対戦車自走砲です。急造車両らしく砲の周りには装甲などはなく、まさに寄せ集め的な仕上がり。
大戦後半にワンオフで作られた車両といわれ、記録写真1枚が知られています。その詳細は分かっていない興味深い車両です。
【モデルについて】
モデルは第二次世界大戦でドイツ軍が前線部隊で独自に開発したと思われるI号戦車B型の車体に48口径7.5cm対戦車砲を搭載したワンオフ車両を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
I号戦車の車体は特徴ある足回りをはじめ、車体内部のメカニズムも詳細に再現。履帯には組み立てが手軽なDSトラックを採用しています。
車体上部に搭載される48口径7.5cm砲は閉鎖器をはじめ、砲架などメカニカルな再現でリアリティ十分な仕上がり。防盾の形状やサイズも独特なスタイリングをしっかりと表現しています。
また、細部のディテールを引き締めるエッチングパーツも用意。
ユニークな車両をリアルに再現します。ミリタリーファンにはぜひコレクションに加えたい1両です。