ミリタリープラモデル。組み立てキット。
T-60は、第二次世界大戦中のソビエト連邦で開発された軽戦車です。
偵察用水陸両用軽戦車であるT-40は独ソ開戦後ほどなく水陸両用機能を削られ、武装と装甲を強化したT-30に発展しました。しかしこれは浮行用の車体デザインのままであり、最初から陸上専用に改設計された車体を持ち、旋回砲塔に20mm機関砲を装備した車両が1941年10月、T-60として採用されました。
モスクワ前面にドイツ軍が迫る危急の時であり、またより高性能のT-50を量産する余裕も無く、T-60には当初から1万輌という大量生産の命令が出されました。より強化されたT-70の生産開始から半年後の1942年秋までに計6045輌が完成しました。
キットは新金型です。キャタピラとホイールは一体成型とし、組み立て易さを重視。
