航空機プラモデル。組み立てキット。
キ102甲は約25機が生産されたとされる陸軍の複座双発高高度戦闘機です。
開発・製造は川崎航空機で行われました。1944年6月に試作1号機が完成し、のちに排気タービン付の機体1機、排気タービン無しの機体3機をもって実用審査が行なわれました。
武装は機首に37mm機関砲(携行弾数は35発)を装備、他に20mm機関砲2門と12.7mm機関砲1門を装備し、爆弾は500kgまで搭載可能でした。
陸軍航空審査部で審査中にB-29の邀撃に参加して戦果をあげましたが、実際に配備された機体は、排気タービンの作動不良が原因で満足な活動はできませんでした。
ソードから完全新金型の1/72 キ102甲のご案内です。このキットには日本陸軍とアメリカ軍鹵獲機の2種類のデカールが付属しています。
パネルラインは繊細な凹モールドでディテールが素晴らしいキットです。現時点でキ102甲の決定版キットです。