飛行機プラモデル。組み立てキット。
桜花(おうか)は、日本海軍が太平洋戦争中に開発した特殊滑空機です。特攻兵器として開発され、一部は実戦に投入されました。
22型は作戦の成功率を高めるため、母機を軽快な「銀河」爆撃機に変更したものです。銀河に収まるように主翼を削るなどの形状変更の他に、発進後の飛行距離増大を目指して、噴進機をモータージェット「ツ11」に換装し、自重軽減のために爆弾搭載量を減らして (1200kg→600kg) います。また、主翼内に敵艦のレーダーを逆探知して位置を計測する2式空7号無線電話機2型も装備されていました。
しかし22型の生産数はわずか50機に終わり、実戦に投入されることはありませんでした。
[モデルについて]
桜花22型の新金型プラスチックモデル組み立てキットです。キャノピーはクリアパーツ。エッチングパーツ付属。マーキングは日本海軍航空隊より1種類です。