ミリタリープラモデル。組み立てキット。
第二次大戦中、歩兵の火力支援用に開発されたのがドイツ軍のIV号突撃戦車ブルムベアです。IV号戦車の車体をベースとして前面100mm、側面50mmの装甲を備えた大型の戦闘室が設けられ、強力な短砲身15cm榴弾砲を搭載。榴弾の射程は5,000mで、成形炸薬弾は30度傾斜した厚さ160mmの装甲板を貫徹できました。初期型、中期型、後期型の3タイプが開発されたブルムベアの中でも、後期型は1944年5月から大戦終結間際の1945年3月までに各型最大の約160輌の生産台数を記録。戦訓を取り入れて防御用の前方機銃や車長用キューポラを装備し、戦闘室も容積を拡大してレイアウトを一新。また大重量に対処するため、転輪は部分的にゴム縁なしの鋼製転輪に換装されています。ブルムベアのみで編成された突撃戦車大隊に配備された後期型は、東西両戦線やイタリア戦線で敵陣地や要塞化された市街地などの攻撃に威力を発揮しました。
【 模型要目 】 ブルムベア 後期型のプラスチックモデル組み立てキットです。★1/35スケール、全長168mm、全幅94mm。★大型の戦闘室に巨大な主砲を備えた迫力ある姿をリアルにモデル化。★砲身は上下左右に可動。戦闘室上面の照準器とスライドカバーは砲の旋回と連動します。★シュルツェン(増加装甲板)は片側5枚に分割してパーツ化し、部分的に外れた状態も再現可能。★転輪はゴム縁付きとゴム縁なしの2種類を用意。マーキングによって組み合わせて使えます。★キューポラに収まるコマンダーの半身像と戦闘室後部に立つ歩兵の全身像をセット。★デカール2種類付き。
※写真の完成品には別売のコーティングシートセットを使用しています。
*お取り寄せに1週間ほど掛かります。