ミリタリープラモデル。組み立てキット。
第二次世界大戦で日本海軍が陸戦隊の装備のひとつとして陸軍の協力のもと開発、装備したのが水陸両用戦車の特二式内火艇 カミです。
ベースとなっているのは陸軍の九五式軽戦車で全面的に溶接構造を採用、ハッチにはゴムシールを装備していました。
砲塔は二式戦車の砲塔を使用。主砲は一式37mm戦車砲を装備し、車体の前後には浮力を得るための着脱式のフロートを装備。
前部フロートには一体式の前期型と左右分割式の後期型がありました。 フロートは上陸後に外され、通常の戦車として進撃を続けたのです。
1942年に制式化されたのち、終戦までに約180両を生産。 サイパンで実戦に初投入され、ニューギニアなどの南方の島々や千島列島などを舞台にした各戦場で活躍したのです。
[キットについて]
モデルは1/72スケール、全長約10cmで日本海軍の水陸両用戦車、特二式内火艇(カミ)をフロートつきで再現。
車体本体はもちろん、前後に装着するフロートも形状を正確に再現。前部のフロートは左右分割式の後期型をモデル化しています。
車体は足回りもロードホイールやスプロケットホイール、そして、サスペンションなどリアルに再現。履帯にはベルト式のDSトラックを採用しています。 また、車体下面後部に装備されたスクリューももちろんセット。
車体上部にはエンジンデッキのカニングタワーやターレットに取り 付けられるハイドロスコープ、展望塔もモデル化。排気管カバー部分にはエッチング製のメッシュパーツもセット。
独特な形状のシャープな仕上がりが楽しみです。 マーキングは日本軍守備隊とアメリカ軍の間で激戦が展開された1944年レイテ島オルモックのた車両のほか、同じく1944年、 千島列島での車両のマーキングなどをセットしています。
ユニークな形状はもちろん、フロートつきならではの上陸作戦の様子を再現した情景製作に挑戦してみるのも楽しいでしょう。
[主な特徴]
車体本体はもちろん、前後に装着するフロートも形状を正確に再現
前部のフロートは左右分割式の後期型をモデル化
車体下面後部に装備されたスクリューももちろんセット
車体上部にはエンジンデッキのカニングタワーやターレットに取り付けられるハイドロスコープ、展望塔もモデル化
排気管カバー部分にはエッチング製のメッシュパーツもセット
仕上がり全長約10cm
履帯はベルト式のDSトラックを採用
マーキングは日本軍守備隊とアメリカ軍の間で激戦が展開された1944年レイテ島オルモックのた車両のほか、同じく1944年、千島列島での車両のマーキングなどをセット