ミリタリープラモデル。組み立てキット。
1920年代後半のソビエト軍は、初の国産装甲車であるBA-27とBA-27Mを主力装甲車としていましたが、1930年代に入ると、これらを近代化した新型装甲車の必要性が高まってきました。
そこでレニングラードにあるイジョルスキー製作所は、まず電気溶接や低車高など防御面での改良を行い、自らの工場名の頭文字を冠したBA-I装甲車を開発、量産に至ります。
BA-Iを繋ぎとして開発が続けられたのがBA-3です。BA-3は後にその発展型、BA-6及びBA-10を生み出す土台となりました。
BA-3には、当時ソビエト軍が主力戦車として運用していたBT戦車やT-26の主砲である46口径45mm戦車砲が採用されています。時速も最高63km/hと快速であり、武装の面でも最新戦車と渡り合えるレベルであった為、BA-3は当時としては世界で最も強力な装甲車の一つでした。
キットは再販商品です。タイヤはラバー製です。
