ミリタリープラモデル。組み立てキット。
一式中戦車に搭載された47mm砲は1941年開発時には世界水準でしたが、急速に発達する海外の戦車には1943年時点では時代遅れとなっていました。
そこで当時日本軍で最も対戦車能力の高い九○式野砲を搭載する新戦車の開発が決定しました。、開発時間を短縮するため砲はそのまま使用し、車体も一式中戦車を使い、砲塔のみを新造しました。砲塔は溶接構造の六角形で、前面で50mm圧の装甲でした。生産は1944年からで、生産された全ての車両は本土決戦のため九州をはじめとする本土に配備されていました。
キットはオリジナル新金型です。驚異の金型技術で、一体成型ながらキャタピラ表面のモールドを再現。左右抜きの特性も生かし、センターガイドの肉抜き穴も再現。外側の転輪や起動輪は別パーツとなっています。シャーシはスライド型で一体成型されています。砲塔のハッチは開閉選択式です。フィギア2体は八九式とは異なるポーズです。排気管カバーにはエッチングパーツが付属します。