航空機プラモデル。組み立てキット。
レジアーネ Re.2000は第二次世界大戦中にイタリアで生産された単座の戦闘機で、愛称は「ファルコ(鷹の意)」です。
1939年5月に初飛行し、全金属製の単葉で、ややずんぐりとした流線型の機体で、密閉型のキャノピー、後方に倒れた後90度回転して引き込むタイプの主脚を有していました。
速度性能、運動性能ともライバルのMC.200を上回っていましたが、実用面では機体構造がやや複雑なこととエンジンの信頼性が劣ることから、結局空軍に採用されたのはMC.200で、Re.2000は他国への輸出用に回されることになりました。
Re.2000 GA長距離戦闘機はRe.2000のコックピットを再設計し、内部燃料タンクを増設したのが特徴です。この型は落下増槽か、200kg爆弾の搭載が可能でした。
キットはオリジナル新金型です。パネルラインは繊細な凹モールドでディテールも良好なキットです。
2種類のイタリア空軍377a飛行隊デカール付。
【Re.2000戦闘機諸元】
・全長:7.99m 全幅:11.0m
・エンジン:ピアッジョ P.XI RC 40 1000hp
・最高速度: 329 mph (530 km/h)
・航続距離: 870 mi (1,400 km)
・実用上昇限度: 34,450 ft (10,500 m)
・武装:12.7mm機銃x2