ミリタリープラモデル。組み立てキット。
第二次大戦中、ドイツ軍は歩兵支援や対戦車用として数多くの自走砲を開発しました。その中でもII号戦車をベースとした車体に歩兵支援用の10.5cm榴弾砲を搭載した自走榴弾砲がヴェスペです。主砲は重量14.81kgの榴弾使用時の最大射程が10,650mという優れた性能と高い信頼性を備え、1943年2月から44年7月までに676輌を生産。ロシアからノルマンディ以降の北西ヨーロッパまでの幅広い戦線で支援射撃に使われました。1943年以降のイタリア戦線でもヴェスペは奮戦。特に米英軍がローマ占領をめざして1944年1月に開始したアンツィオ上陸作戦では、ドイツ第26戦車師団や第29戦車擲弾兵師団の車輌が反撃作戦に出動し、米英連合軍を苦しめました。
【模型要目】 イタリア戦線で連合軍を迎え撃った自走榴弾砲ヴェスペのプラスチックモデル組み立てキットです。★1/35スケール、全長143mm、全幅63mm。★コンパクトで力強い姿を実感豊かにモデル化。★オープントップの戦闘室内部は砲弾ラックや無線機に加え、車載機銃と弾薬箱、信号弾収納箱や車内通話装置、ファーストエイドキット箱などもパーツ化。★履帯は直線部分を一体とした部分連結式。上部のたるみもリアルに表現しました。★射撃準備中の指揮官と砲手、装填手2体の人形計4体をセット。★第26戦車師団と第29戦車擲弾兵師団所属車のデカール2種類付き。