飛行機プラモデル。
F4Uコルセアは、第二次大戦を代表するアメリカ海軍の単発戦闘機です。2,000馬力級エンジンを搭載し、海軍戦闘機として初めて最高速度400マイル(時速約640キロ)を超えた期待の戦闘機でした。
F4U-1はR-2800-8エンジン搭載の初期生産型です。枠の多いキャノピーの形状から、「バードケージ(鳥籠)」と呼ばれました。
F4U-1Aは前方視界向上のための操縦席位置を178mm上昇させ、キャノピーを枠の少ないバブル型に変更。更に尾脚をいくらか高くして機体の三点姿勢角度を減らしました。1000ポンド爆弾か燃料増加タンクを胴体に装着可能です。
F4U-1Dは水噴射装置付きR-2800-8Wエンジンを装備した機体で、主脚の改良により着艦が容易になり、主に空母艦載機として使用されました。
F4U-1Bはイギリスに供与された機体の米国内呼称です。また、英国海軍のコルセアは、低空域での高速性能と横転性能を上げるため、主翼の先端がカットしてあるのが特徴となります。
オリジナル新金型キットのバリエーションです。イギリス軍特有のカットされた主翼先端パーツを追加。マーキングはイギリス海軍航空隊より空母コロッサス所属機の1種類。