ミリタリープラモデル。組み立てキット。
1952年の開発開始以来アップデートが重ねられ、現在も部隊運用が続けられているアメリカ軍の傑作自走砲M109シリーズ。その中で1963年に制式化された最初の生産タイプがM109です。軽量なアルミ合金製の車体と405馬力の液冷ディーゼルエンジンを組み合わせ、最高速度56km/hの機動力を発揮。そして旋回式砲塔には20口径155mm榴弾砲M126を搭載し、乗員は6名でした。陸軍への引き渡しは1963年に開始され、1969年までに合計約2,100輌を生産。1960年代後半には激戦の続いていたベトナムへ送られ、歩兵部隊への支援射撃任務に奮戦しました。なおベトナム戦線でのM109の中には、北ベトナム軍やゲリラの奇襲攻撃に備えて、コマンダー用キューポラとM2重機関銃にガンシールドを取り付けた車輌も見られました。
オリジナル新金型キットのバリエーションです。プラ製組立式キャタピラ。マーキングはアメリカ陸軍より2種類。