飛行機プラモデル。組み立てキット。
第二次大戦が勃発してすぐに、ノースアメリカン社がイギリス空軍の要望を受け、輸出用戦闘機として開発したのが「マスタング」です。P-40と同程度の性能を要求されたため、同じアリソンエンジンを搭載し、12.7 mm機関銃を4丁装備した機体を設計し、契約を交わしました。
製造された約610機のマスタングMk.Iがイギリス空軍に送られ、1942年3月10日に初の出撃を行いました。航続距離が長く、低空性能に優れていたため、これらの機体はイギリス海峡付近での地上攻撃や写真偵察に大活躍しました。しかし、高高度では性能低下が大きく、ドイツ空軍との対戦闘機戦闘には向いていませんでした。
アメリカ陸軍航空隊も本機に興味を持ち、後にP-51Aとして制式採用しています。
キットはオリジナル新金型です。エアインテークはレジンパーツで再現。
マーキングはイギリス空軍より2種類、アメリカ陸軍航空隊・ソビエト空軍が各1種類。