飛行機プラモデル。組み立てキット。
Tu-22は、ソ連のツポレフ設計局で開発された超音速爆撃機です。爆撃機としてはペイロードや航続距離が小さく、必ずしも成功作とは言えませんでしたが、強い後退角を持つ主翼や、垂直尾翼の両脇に配置された大型のジェットエンジンなど、西側にはない斬新かつスマートなデザインは各国の注目を浴びました。
Tu-22KDはミサイル爆撃機型です。1965年から製造が開始されました。Tu-22Kに搭載される空対地(艦)ミサイルは、Kh-22 ラードゥガ(「虹」の意。NATOコードネーム AS-4「キッチン」)と呼ばれる専用のもので、Tu-22の胴体に半埋め込み式で搭載されました。尚、各機種名称の語尾につく「D」は「長距離の」を意味するロシア語の略で、空中給油装置を機首上面に設置した航続距離延伸型の機体であることを表しています。
キットはオリジナル新金型です。キャノピーはインジェクション成型品。
キットは完成時は全幅約164mm、全長約288mmとなります。
3種のデカール(ロシア、ウクライナ、イラク)が付属しています。