航空機プラモデル。組み立てキット。
MS.406は1930年代のフランスを代表する戦闘機です。モーターカノン式に20mm機関砲を搭載するなど先進的な部分とハブ張り胴体など旧式な構造が混じった機体でした。ドイツのフランス侵攻時にはBf109Eと比べるといささか旧式化していましたが、主力戦闘機として活躍しました。
フィンランドにも輸出され操縦性の良さで好評でしたが、構造が冬季に適さない事や防弾が無い事、20mm砲の故障が多いなどの問題点がありましたが、多くの戦果を挙げています。
また、送られた一部の機体はMS.410仕様の主翼を持っていました。MS.410はM.S.406の性能向上を図るために改良された機体で、ラジエターや排気管さらに武装の強化などが図られていました。
キットはMS.406仕様とMS.410仕様の2種類主翼パーツが入ったコンバーチブル仕様です。
デカールはフィンランド軍4種と仏軍1種です。
AZUR金型キットのバリエーションです。キャノピーはインジェクション成型品。