航空機プラモデル。組み立てキット。
アメリカ軍は早くから戦略輸送機の重要性を認識しておりグローブマスターなどの輸送機を整備してきました。1950年代に更に大型の輸送機をダグラス社に要求しました。高翼・低床・ランプ完備でターボプロップの4発機として開発がすすめられ1954年に試作機無しで量産機1号機が初飛行しました。
1957年から部隊配備され冷戦下での西ヨーロッパへの軍事物資輸送を主に、当時最も大きな輸送機として運用されました。格納庫の圧迫を防ぐため主脚は外部に張り出した部分に収納されるなど大型貨物輸送にも考慮していました。後部ドアは車両ランプになっていたため当時米軍が有する車両全てが搭載可能でした。またNASAのケープカナベラルへのロケット部品の輸送にも使われました。機体の疲労で1971年には全機退役しました。
キットはオリジナル新金型です。マーキングはアメリカ空軍より1種類。