ミリタリープラモデル。組み立てキット。
【 ドイツ軍初の偵察用装甲車 】 第二次大戦前の1920年代後半から、偵察部隊の機械化を急いだドイツ軍は、暫定的に民間用6輪トラックのシャーシをベースとした装甲車を開発しました。これがSd.Kfz.231です。傾斜装甲で構成される車体に20mm機関砲と7.92mm機銃を備え、車体前部に60~70馬力のガソリンエンジンを搭載。最大速度は62~70km/hでした。また車体の前後に操縦装置を備え、偵察任務中のすばやい退避も可能でした。Sd.Kfz.231は、大型無線機とフレームアンテナを増設した無線通信型のSd.Kfz.232と合わせて約130輌が生産され、大戦初期のポーランド戦やフランス戦で偵察部隊の先鋒として奮戦。なおフランス戦に赴いたSd.Kfz.231の中には、車体前面に発煙装置を増設した車輌も見られました。
【 模型要目 】 ドイツ軍の6輪装甲車 Sd.Kfz.231のプラスチックモデル組み立てキットです。 ●1/35スケール、全長175mm、全幅60mm。 ●イタレリの秀作キット、Sd.Kfz.232無線通信型のアンテナパーツを省くとともに各部をアップグレードし、通常型のSd.Kfz.231を組み立てられるキットとしました。 ●砲身は質感の高いアルミ削り出し製。 ●砲塔上の対空機銃架と車体前面の発煙装置を新たにパーツ化しました。 ●車体中央部2ヶ所の繊細な溶接ラインも刷新。 ●フェンダーの装備品などの合わせを改良・強化し組み立て精度を向上。 ●足まわりも立体感豊かに再現。前輪はステアリング可能です。 ●コマンダーの人形1体付き。頭部はベレー帽とサイドキャップ、将校用制帽から選べます。 ●フランス戦線とドイツ国内のデカール2種類をセット。
※装甲車のパーツはイタレリ社製。※無線通信型のSd.Kfz.232には組み立てられません。
〈再入荷商品〉