艦船プラモデル。組み立てキット。
H級戦艦はビスマルク級戦艦に続いて第二次世界大戦中にドイツ海軍が計画していた超弩級戦艦の艦級です。
H級戦艦建造はドイツ海軍が1939年から予定していた海軍拡張計画であるZ計画の一環であり、完成すれば5万トンを超える大型戦艦になる予定でした。
仮称艦名「H」は1937年に予算承認され1939年に起工されましたが、第二次世界大戦の勃発により建造が中止、1941年に解体されました。
その後も戦艦建造再開に備え「H41」〜「H44」と呼ばれる改良設計案が検討されました。
当初の設計であり策定年度から「H39」と呼ばれた設計案は船体や兵装などは基本的にビスマルク級を踏襲し、16万5000馬力を発揮する12基のMAN社製ディーゼルエンジンにより長大かつ高速の巡航能力を獲得する予定でした。
その後「H39」を改良した設計案である「H41」〜「H44」は年度が変わる毎に兵装、防御要綱が拡大していきました。
ベリーファイアの1/700 ドイツ海軍 H級戦艦 フッテンが完全新金型で登場です。
H級戦艦のインジェクションキットとしては初となるこのキットにはエッチングパーツとデカールが付属しています。
完成時には全長は約40cmとなります。
素晴らしいディテールで、H級戦艦が完成していたら?という「IF」を楽しむことのできるキットです。