ミリタリープラモデル。組み立てキット。
「センチュリオン」は、イギリスで開発・量産された戦車で、第二次世界大戦後第一世代の主力戦車です。イギリスで制式装備された他、西側各国にも輸出され、朝鮮戦争や中東戦争にも参加しました。
本車は1943年10月にA41重巡航戦車として開発が始まり、巡航戦車と歩兵戦車それぞれの長所を兼ね備えた強力な新型戦車が求められたため、最大限の車幅を確保して設計されました。大直径の砲塔リングが使用可能となったことで、主砲には17ポンド砲を搭載し、ドイツ軍のティーガー重戦車と正面から撃ち合える火力と装甲を兼ね備えていました。
プロトタイプとは別に、一体鋳造構造の新砲塔が戦中に製作されており、これを車体前面装甲を強化しエンジンをミーティアIVA、最終減速器のギア比をプロトタイプの6.94から7.47に変更した車体に搭載した車両がA41AセンチュリオンMk.II第一号車として採用されました。
センチュリオンMk.3からは攻撃力の高い20ポンド砲に換装し射撃を安定させるスタビライザーを搭載しております。朝鮮戦争で初めて実戦を経験したMk.3はその高い能力を証明し、同戦争で用いられた戦車の中で最高の評価を得ました。
・Mk.3の砲塔を新金型で再現
・金属製砲身付
・金属スプリングを使用した可動式サスペンション
・ラバー製の防盾防塵カバーパーツ付
・ビジョンブロック、ペリスコープにはクリアーパーツを採用
・内側支柱付リムと塗装可能なラバー製外周リムタイヤ
・柔軟な材質の精緻なキャタピラ付
・精密なエッチングパーツ付属