航空機プラモデル。組み立てキット。
第一次大戦後に戦闘機の可能性のひとつとして、WW-IのブリストルF2Bの発展型として同航戦(横並びで横から攻撃)を目指した艦上戦闘機です。
元々ブラックバーンのスキュアをベースに、ドントポールの動力旋回銃塔を搭載し、1938年に初飛行しましたが、動力銃塔を搭載し重量の重い複座単発機では、当時の一線機に追いつけるわけもなく、前線部隊からは早々と引きげられてしまいました。
しかし、形態は特徴的で、操縦席後ろの7.7mmビッカース機銃4丁を積んだ銃塔は、使用時に前後のフェアリングが収納され、旋回範囲を広げることが出来ます。また、スキュアからの改造とはいっても胴体はほぼ新造されています。安定性を得るための尾翼付近の形状など、銃塔以外にもこの機体の特異な形状が見れるでしょう。
久々の再販キットです。計器盤やシートベルトなどのエッチングパーツや、エンジンや主脚収納庫などのレジンパーツを用意。マーキングはイギリス海軍より2種類、フィンランド空軍より1種類。