航空機プラモデル。組み立てキット。
ドイツのドルニエ社が輸出専用の機体として1930年代に開発した機体です。原型機は1935年に完成し、高翼単葉の鋼管構造布張り機で、降着装置は双フロート以外に固定車輪やスキー式のものを装備できました。
原型機が完成してから売り込みを開始したため、1938年になっ てようやくユーゴスラビアとギリシアへ輸出が行われました。またラトビアとも購入の契約が締結されましたが、この契約は1940年のソビエト併合とそれに続くドイツ軍侵攻により、果たされることはありませんでした。
第二次大戦が始まり、1941年にはドイツ軍がバルカン諸国へ侵攻、ユーゴスラビア およびギリシアの機体はドイツ軍により破壊もしくは捕獲されました。ユーゴスラビアの機体8機はドイツ軍侵攻の際にエジプトへ逃亡し、英軍の指揮下で地中海での作戦任務に従事しましたが、1943年頃には予備部品の不足から飛行停止となりました。また、ギリシアで捕獲された機体のうち4機はフィンランドへ売却されています。
ドルニエ Do 22を完全新金型でキット化!
・デカール4種付属