航空機プラモデル。組み立てキット。
第二次大戦中に計画されましたが初飛行は1946年で戦後の核戦略の主力として配備されました。第二次大戦でイギリスが敗北した場合、大西洋を越えてドイツを爆撃するための計画が発端で1941年にコンベア社の案が採用になり開発が進められました。
機体は乗員区画は与圧され長大な主翼に半埋め込み式に4重星型エンジン6発を後方に向けて装備しています。10000メートルを600km以上で飛行でき、通常4.5トン搭載で1万3千kmの航続力を持ち防御装備として遠隔操作式銃塔に20mm機関砲16門を搭載するなど破格の性能を持った機体でした。それだけに非常に高価な機体で運用にも多くの制限が付けられていました。
配備期間中には朝鮮戦争が発生しましたがB-36はソ連に対する核抑止力として温存され実戦活動は行なわれませんでした。
キットはオリジナル新金型です。レシプロエンジンを6基搭載した初期生産型を再現しました。
マーキングはアメリカ空軍より2種類。