ミリタリープラモデル。組み立てキット。
第二次大戦中、ドイツのIII号突撃砲の働きに注目したソ連軍が開発した初の本格的な自走砲がSU-122です。主力戦車T34の車体前面装甲を上方に延長する形でシンプルな完全密閉式の戦闘室を設け、傑作火砲として知られる122mm榴弾砲を搭載。史上最大の戦車戦となった1943年7月のクルスク戦にも多数が投入されましたが、タイガーIやパンサーなど強力なドイツ戦車に対し苦戦を強いられました。しかしT34譲りの優れた機動性と防御力を活かして、防衛拠点の突破戦などに実力を発揮。生産は43年8月で終了となったものの、大戦後半に登場する対戦車自走砲SU-85やSU-100などの原点となったのです。
1/35で発売中のキットが、1/72で新登場。
★新金型
●デカール:ロシア陸軍