飛行機プラモデル。組み立てキット。
ラファールは、フランスのダッソーが開発した多用途戦闘機。当初フランスは、イギリス、西ドイツ、イタリア及びスペインとの欧州戦闘機の共同開発計画に参加していたが、軍事的・政治的理由により脱退し、単独で完成させた。
ラファール技術デモンストレーター機は新型エンジンM88よりも150キロほど重いアメリカGE社製のF404エンジンを搭載するように設計された。当初は2機のデモンストレーターを用意する予定であったが、結局1機のみとなり、1984年3月に製造が開始された。ラファールAがロールアウトしたのは1985年12月であった。1990年2月に右エンジンをF404からM88-2に変更し、1992年10月に飛行回数708回に達する。その後、867回目のフライトを最後に、1994年1月退役。オルレアン近郊のシャトード空軍基地に保管されている。
キットは再販商品。凸モールド。技術デモンストレーター仕様の単座型を再現。
マーキングはフランス空軍より1種類。