艦船プラモデル。組み立てキット。
アルゼンチン海軍の為、イタリアで建造され、日露開戦直前に日本海軍に譲渡売却された数奇な運命の艦です。
同型艦春日とは前部主砲が異なります。
旅順沖で触雷沈没した戦艦2隻に代わって日本海海戦時に春日と共に第一戦隊を構成。第一戦隊殿に位置したために敵前大回頭において三笠の次に被害を受けました。
この海戦で傷ついた乗組員の一人は後に連合艦隊司令長官となる高野(当時)五十六少尉候補生でした。
1903 年12 月25 日に撮影された船体は白く塗装されていましたが、明けて1 月9 日には軍艦色となり、日露開戦直前に一路横須賀を目指し出港しました。回航指揮官は終戦時の首相鈴木貫太郎中佐でした。
【新金型】
・完成時サイズ:155mm