航空機プラモデル。組み立てキット。
LFGローランドD.IIは第一次世界大戦時のドイツの複葉単座戦闘偵察機です。
D.IIは合板モノコック胴体を使用し、滑らかで強く軽い構造を作り出すことに成功しました。上翼は大きな中央パイロンによって胴体に取り付けられたため、パイロットの前方視力を大きく損なう結果となりました。
D.IIは当初、160馬力のメルセデスD.IIIエンジンを搭載し、海面で時速105マイル(時速170キロ)の最高速度を発揮しました。その後改良を加えられたD.IIaは、さらに強力な180馬力のアーガスAs.IIIエンジンを装備していましたが、As.IIIは高度3,000メートル以上で性能が低下し、このためD.IIaは主に東部戦線の作戦に回されました。
その洗練された外観のために「ハイフィッシュ(サメ)」の愛称で呼ばれましたが、D.IIとD.IIaは、主翼取付位置による視界の悪さと重い操舵性のためにパイロットの間で一般的に不人気でした。このため機体構造をさらに発展させたD.IIIが開発されました。
キットはオリジナル新金型です。マーキングはドイツ空軍より3種類。