航空機プラモデル。組み立てキット。
ドルフィンは英国のソッピース社が第1次世界大戦末期に開発した戦闘機で、1918年から戦線に投入されました。
空中戦よりも地上攻撃を主な役割とし、4丁もしくは3丁の7.7ミリ機関銃を装備していました。出力200馬力の液冷式イスパノ・スイザ8Eエンジンを搭載し、最大速力は時速188キロでした。
両方の上翼をつなぐパイプがちょうどパイロットの頭を押さえ付けるような位置にあり、コックピット前面に4〜3丁の機関銃が集中配置されていたため、パイロットが身体を動かせる空間が少なく、操縦しづらいという難点がありました。実戦部隊では、機関銃を2丁に減らすことで、コックピットに余裕を持たせる改良が加えられました。
キットはオリジナル新金型です。マーキングはポーランド空軍より3種類。