ミリタリープラモデル。組み立てキット。
【 立ちはだかる高い壁、“怪物”の凄みが伝わる 】 1939年12月、ソ連軍は次世代の主力重戦車として、ディーゼルエンジンやトーションバーサスペンションなど、近代的な装備を多く取り入れたKV-1を制式化しました。このKV-1の攻撃力をさらに高めた陣地突破用の重戦車がKV-2です。車体はKV-1をベースに、主砲を76.2mm砲から巨大な152mm榴弾砲に換装。内部のスペースを確保するため、砲塔は極めて背の高い箱形となりました。軍への引き渡しは1940年7月に始まり、200輌余りが完成。1941年6月のドイツ軍侵攻を迎え撃ったKV-2は、過大な車重による故障などのトラブルに悩まされながらも、一部の車輌は頑強な防御力と152mm榴弾砲の威力を存分に活かして孤軍奮闘。快進撃を続けるドイツ軍部隊の前に立ちはだかり、反撃の準備が整うまでの重要な戦力となったのです。
【 模型要目 】 KV-2の1/35スケール、プラスチックモデル組み立てキットです。★全長204mm、全幅95mm。実車取材に基づき、ドイツ軍を驚愕させた迫力あふれる姿を高い実感でモデル化。★巨大な砲塔は装甲表面の荒々しい質感や溶接模様を細部までリアルに表現しました。★車体各部のハッチは開閉を選んで組み立て可能。★履帯は直線部分を一体とした連結式を採用。上部のたるみも自然に仕上がります。★車外に立つコマンダーの全身像と、ハッチから身をのり出す乗員の半身像をセット。★マーキングは2種類を用意しました。