航空機プラモデル。組み立てキット。
ダッソー/ドルニエ アルファジェットは、フランスのダッソー社とドイツのドルニエ社が1970年代に協同で開発した軽攻撃機および高等練習機です。
フランス空軍は1973年に主力練習機としてアルファジェットを運用することを決定し、フランス向けの派生型はアルファジェット Eまたはアルファジェット高等練習/軽攻撃機と呼ばれています。
ドイツ空軍は、天候の不安定なドイツ領土・領空で訓練を行うよりも、引き続き日照に恵まれたアメリカ南西部でT-38による飛行訓練を続けることを選択し、軽攻撃機の役割にアルファジェットを運用することを決めました。
練習機としての運用を主眼としたフランスの機体は緩やかなスピン特性を持たせるべく丸みを帯びた機首を特徴としており、両側面の小型ストレーキによって垂直尾翼の効きを確保しています。一方、軽攻撃機としての仕様を強く意識しているドイツの機体は鋭く尖った機首を持っているのが特徴です。
アルファジェット A:ドイツが運用した攻撃機型。
アルファジェット E:フランスが運用した練習機型。
キットはオリジナル新金型です。
・3種デカールが付属:タイ空軍のアルファジェットA、ポルトガル空軍のアルファジェットA、ベルギー空軍のアルファジェットE x 各1