ミリタリープラモデル。組み立てキット。
迫撃砲とは、一般的な火砲に対し射程距離を犠牲にしても機構を簡略・軽量化することで少人数での運用を可能とするものですが、1980年代後半より登場した口径120mmクラスの重迫撃砲でも小型車両での牽引が可能なことから高い機動力を発揮し、近年では同クラスの榴弾砲が重迫撃砲へと置き換えられつつあることが本砲の有用性を現しています。陸上自衛隊が装備する120mm迫撃砲RTはフランスが開発したものを日本でライセンス生産したもので、1992年度に採用され、主に普通科連隊の重迫撃砲中隊で運用されています。砲に車輪が備えられており、高機動車に専用の仕様を施した「重迫けん引車」によるけん引によって行動します。
製品はこの重迫撃砲を繊細なディテールで再現すると共に、専用部品を新たに追加することで「重迫けん引車」も再現。迫撃砲は弾薬用木箱や照準機器も再現、また走行時の保安部品も再現し、射撃時/けん引走行時のいずれかを選択できます。