航空機プラモデル。組み立てキット。
ウクライナのドラウィングスより完全新金型の1/48 コードロン・ルノー CR.714C1が発売
キットには塗装マスクシール、エッチングパーツと4種フランス軍デカール(内3種は自由ポーランド空軍所属)が付属しています。
完成時には全長約178mm、全幅約185mmとなります。
CR.714はフランスのコードロン社によって開発され、第二次世界大戦で使用された戦闘機です。
本機は1936年に最高速度550km/hを記録した速度競技機であるC.561を原型として開発されました。
試作機は1938年9月に初飛行し、飛行試験の結果良好とみなされ200機が発注されました。
CR.714は非力な450馬力のエンジンを搭載していたものの、レーサー機譲りの流麗なボディスタイルにより速度・上昇限度などに優れていました。
本機は当時生産中の他の戦闘機より性能的には見劣りしていましたが、フランス軍はCR.714が他の軍用機の生産を妨げないルノー製エンジンを搭載していたことと、機体が生産が容易な木製だったため少しでも早く戦闘機の数を揃えたいなどの事情により制式採用しました。
1939年から生産機の引渡しが開始され、初期納入分の内14機が主に亡命ポーランド人で編成されたGC1/145に配備されたCR.714はリヨンの防空任務に就くとドイツ軍機相手に奮戦しました。
総生産機数は100機弱です。