航空機プラモデル。組み立てキット。
ウクライナのミクロミルより完全新金型1/72 マーチン XB-51インジェクションプラスチックキットが発売
キットにはエッチングパーツ、塗装マスクシールと2種類のデカールが付属しています。
完成時には全長約360mm、全幅約225mmとなります。
XB-51は1946年にアメリカで試作発注された高速爆撃機です。
1949年に初飛行し、テストパイロットの一人に「世界で初めて音速を超えた男」チャック・イェーガーもパイロットとして参加しています。
機体としては低空飛行性能が高く評価されたものの、降着装置と機体強度の問題から1952年に2機の試作で不採用が決定されました。
機体特徴としては軍用機としては珍しい三発機で、ジェットエンジン二基がコックピットの側面下部に取り付けられ、一基は尾部に配置されています。
尾部エンジンの空気取り入れ口は垂直尾翼の前方に配置されています。
武装は機内の回転式爆弾槽に4000ポンド(1814kg)の各種爆弾を搭載可能、固定武装として機首下面に20mm機関砲8門搭載(試作2号機のみ搭載)。
乗員は2名で操縦席は戦闘機のようなバブルキャノピーになっており、乗員は前後に分かれ前者は操縦、後者は爆撃と航法を担当しました。
主脚は胴体下面に二重車輪のものが前後にあるタンデム方式で、補助脚が主翼側に装備されています。
また、この機体はマーチン社製の航空機としては初めて射出座席を備えた機体でした。