ミリタリープラモデル。組み立てキット。
九五式軽戦車は日本陸軍が昭和10年(1935年)に制式採用した戦車です。日中戦争から太平洋戦争に続き終戦まで、北は千島列島から南はマーシャル諸島まで、日本軍が展開したすべての地域で運用されました。
戦前戦後を通じて日本戦車としては最も多く生産されたにもかかわらず国内に現存車はなく、海外にわずかに残るのみでした。そこで、防衛装備品の展示による日本の機械産業史を伝承することを目的とした(仮称)防衛技術博物館の開館を目指すNPO法人「防衛技術博物館を創る会」と有志の寄付によりヨーロッパに残る現存車両の購入と復元、そして日本への帰還を実現させました。
製品は2016年より新金型として発売された「北満型」をベースに、いわゆる「後期型」として一部パーツを変更、また資料としてこのたびの帰還車両のクローズアップ写真集をセットします。