航空機プラモデル。組み立てキット。
緊急戦闘機計画で選ばれたハインケル社の単発ジェット戦闘機です。
大戦末期にはドイツ空軍のレプシロ戦闘機では連合軍の護衛戦闘機に対抗できなくなっておりジェット機の大量調達により戦況好転させることを狙い少物資・量産性・操縦性が求められました。しかし作業を急いだため各部の改良調節も最小限とされたため問題点も残されました。
幾つかの部隊に配備され少数の戦果も上げましたが敗戦により活動は限定的でした。
He162Bは1946年の生産開始を目指し、問題のある部分を再設計したタイプです。エンジンはハインケル-ヒルト社のHes 011ターボジェットエンジンに換装、胴体・翼幅を延長して強度と燃料タンクスペースの増大を図り、主翼を適切な上反角に修正したうえで翼端の下向き翼を削り、2丁のMK 108を装備することを予定していました。
またこの型の機体を使って2基のアルグス As 044パルスジェットエンジンを装備した派生型も検討されていました。
・キャノピー以外は全て新規金型パーツです。
・3種類マーキングが付属:ドイツ x 2、日本 x 1