ミリタリープラモデル。組み立てキット。
日本における最初の制式戦車である八九式戦車は、開発当初にはガソリンエンジンを搭載していましたが、水の確保が難しい大陸での運用を想定し冷却水が不要かつ燃費の向上、さらに燃料漏れなどによる車体炎上の危険性を減らすことも出来る『空冷ディーゼルエンジン』に換装されます。
このエンジンが換装されたタイプが乙型と呼ばれ、それまでのガソリンエンジン搭載車両は甲型と呼ばれ区別されました。
当キットでは乙型の特徴でもある車体上面の給油口など違いを細かく再現しています。さらに当時の写真でよく見られる、車体後部の尾体に乗せられたシートにくるまれた荷物をプラスチック製パーツにてモデル化。情景に映える姿を再現する事ができます。
対空機関銃は銃架に装備した状態と収納した状態が選択可能です。履帯は軟質樹脂製のベルト式で、マフラーカバーはエッチング製。