航空機プラモデル。組み立てキット。
長らく絶版状態だったキティホークモデルが、ハセガワが輸入代理店となり、久々に再入荷します。
ミラージュ2000Nは複座型のミラージュ2000Bをベースに核弾頭搭載の巡航ミサイルであるASMPの運用能力を持たせた機体です。
フランス空軍は1964年から戦略爆撃機としてミラージュIVを運用していましたが、1980年代に入ると機体の旧式化が進み、後継としてダッソー社が開発中のミラージュ2000の発展型とすることを決め、1979年に侵攻攻撃機型ミラージュ2000Pの試作をダッソー社と契約しました。
その後すぐ機体名称を核攻撃力付与を意味するミラージュ2000Nに変更しました。
フランス空軍が発注した75機のミラージュ2000Nの内、31号機まではASMP携行専用機のミラージュ2000N-K1で、32号機以降は通常兵器も携行可能にした複合任務機のミラージュ2000N-K2として区分されています。
ミラージュ2000Dはミラージュ2000Nから核攻撃能力を外し、通常兵器による対地攻撃能力を強化した戦闘爆撃機型で、当初はミラージュ2000N´と呼ばれていましたがミラージュ2000Nとの混同を避けるためミラージュ2000Dと改称されました。
フランス空軍では1993年からミラージュ2000Dによる運用試験と並行して部隊配備も進められました。
またミラージュ2000Dは核攻撃能力が排除されたことにより輸出が可能となり、ミラージュ2000Sの名称で海外へ積極的にセールスが行われました。
キットにはマーキングが9種類付属しています。
完成時には
全長約45.5cm
全幅約28.5cm
