航空機プラモデル。組み立てキット。
航空自衛隊の創設期を支えたF-86Fの後継として選定されたのがF-104J戦闘機です。
小型軽量な機体に強力なエンジンを搭載し、マッハ2を超える超音速域でも高い安定性を誇るその性能から、「最後の有人戦闘機」とも称されました。
主に国内で生産されますが輸入機を含め計210機が配備され、1960年代からF-15Jが配備される1986年までの間、日本の防空任務を担い続けました。
自衛隊では「栄光」という愛称で親しまれましたが、現在では“マルヨン”という呼び名が一般的です。
本キットは2025年新金型による完全新規設計。
実機同様、機体後部の着脱が可能で、エンジン部を露出した状態での展示にも対応。
胴体はパネルラインに合わせて分割しつつ、後部は一体成形を採用するなど、ストレスなく美しく仕上がる構造を追求しました。