艦船プラモデル。組み立てキット。
高雄は、日本海軍の重巡洋艦で、高雄型一等巡洋艦の1番艦として建造されました。戦艦に次ぐ準主力艦として居住性や旗艦設備を重視したため、城郭のように艦橋が際だって巨大化し、後に愛宕と共に大型化しすぎた艦上構造物の縮小工事を行い若干重心を下げています。
太平洋戦争開戦時は南方作戦に従事し、第4戦隊としてフィリピン、ルソン島のリンガエン湾上陸作戦の支援にあたりました。その後、第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦や第三次ソロモン海戦に参加。レイテ沖海戦ではパラワン島沖を航行中に米潜水艦「ダーター」の放った魚雷2本が命中しましたが、シンガポールまでの退避に成功。そのままシンガポール防衛のために同港残留し、終戦を迎えました。
その威容から今なお人気の高い高雄型重巡洋艦のネームシップ「高雄」を1/350スケールのプラスチックモデルキット化。高雄型の特徴的な艦橋に加え、近代化改修によって増設された電探や対空機銃などを装備した大戦後期の高雄を、完全新金型で3Dプリントパーツも多数付属して精密に再現しました。
・エッチングパーツ付属
・デカール付属
・金属製砲身と2種類の砲塔基部カバーが付属
・金属製アンカーチェーン付属
・3Dプリント部品多数付属
・船首、兵装、艦橋周辺を3Dプリント部品で精密に再現
・船体はスライド金型を多数使用し外部及び内部も精密に再現
・艦橋、砲塔は4方向スライド金型を使用し精密かつ組み立て易さを重視
・多方向スライド金型による一体成型のカタパルト
・滑り止め甲板や穴、彫刻等をレーザー加工で精密に再現。
エッチングパーツの取付位置も正確に決まります。
・成型色は日本海軍軍艦色グレー