ミリタリープラモデル。組み立てキット。
ルノーR40軽戦車は、ルノー社が開発したR35軽戦車の車体に、国営のAMX社の手になる新しい足周りを装着した折衷型であり、不整地走行性能と機動性の向上を図って開発が進められた車両である。サスペンションは左右に12個ずつ備えられた小さな転輪が、垂直コイル・スプリング6本で支えられた中心を軸にスウィングするビーム3本に取り付けられた独特なもので、スプリングなどを保護するために装甲カバーが装着されていた。履帯は、ルノー社が開発したB1重戦車に用いられたものをスケールダウンしたような形状を持っていた。R40軽戦車の車体はR35軽戦車のものがそのまま用いられていたが、エンジンは出力100hpのものに強化されていた。ドイツによる侵攻間近に生産が開始されたこともあり、生産数は120輌から140輌程度にとどまる。
全体のパーツ数を抑え、また車輪とキャタピラを一体成型として組み立てやすさを重視しています。
ポーランド戦の小冊子が付属(ポーランド/英語)。