インジェクション成型プラモデル。清国が1881年にドイツに発注した戦艦で、完成当時は東洋一の堅艦と呼ばれた。舷側のシタデル部装甲厚は最大355mm、水圧駆動の連装砲塔はクルップ製30.5cm砲装備で、石炭燃焼のレシプロ機関で4500馬力を発揮し速力は14.5ノットであった。日清戦争の黄海海戦で同型艦定遠と共に日本海軍と戦い、多数の命中弾を受けながらも作戦可能な状態であった。威海衛に逃走途中に座礁し、日本軍に鹵獲された。鹵獲後は日本海軍に編入され、日露戦争にも参加。キットは新金型。フルハルモデル。船体の「鎮」の文字はモールド処理。砲塔内部の30.5cm砲を再現し、砲口は開口モールド。特徴的な中空式の甲板や、艦首・艦尾の回転式副砲も実感たっぷりに再現。マストには水雷艇避けのガトリングガンを実艦通りにパーツ化。水雷艇や各種カッターもパーツ化。手摺や階段などはエッチングパーツで用意。展示用スタンド付属。「龍の旗」のデカール付属。