ミリタリープラモデル。組み立てキット。
1957年から生産が始まったロシアの軍用乗用車がGAZ-69である。前任のGAZ-67Bがアメリカのジープを参考に開発されたが、ロシアの気候風土に合ったものとは言えず、戦後ゴーリキー自動車工場で新たに開発され、より密閉性の高いキャビンや搭載量の増大などが考慮された。生産開始から後継のUAZ-469に切り替わるまで東側でもっともメジャーな小型乗用車であった。又、車体後部の幌部分に小型対戦車ミサイル2P26を搭載した車両もあった。1950年代に開発が進んだ対戦車ミサイルの内、フランスSS-10の技術情報を入手して開発されたSM6の非装甲型が2P26ミサイルであり、9M14サガーと共に第一世代ミサイルとして広く使用された。
キットはSKPモデルの新金型商品に新規パーツを追加。エンジンやサスペンション、シャーシ構造などを精密再現。エッチングパーツ付属。AK47やRPG7などのアクセサリーも付属。マーキングはソ連陸軍とチェコ陸軍。
