艦船プラモデル。ロンドン軍縮条約化で計画された初春型駆逐艦は竣工後無理な設計が明らかになったため、建造は6隻で打ち切りとなった。後に海軍駆逐艦の標準装備となる61cm4連装魚雷発射管を初めて採用した白露型は、設計を大幅に改めて10隻が建造された。「海風」以降の四艦は改白露型とも呼ばれ、船体補強を建造時より実施し、艦橋が丸みを帯びているのが特徴。「海風」は昭和12年に竣工し、開戦後は南方攻略戦、ミッドウェー海戦、ガダルカナル島への輸送作戦などで活躍。「涼風」は昭和12年に竣工し、南方作戦に転戦後、ソロモン海輸送作戦、南太平洋海戦に参加。キットは新金型。二隻セット。艦橋前面が曲線的な後期型を再現。洋上モデル。軍艦旗などのデカールを用意。