ミリタリープラモデル。組み立てキット。
第二次大戦開戦によるドイツ軍の電撃戦や対ソ戦による戦車の運用法は、帝国陸軍の戦車開発にも影響を及ぼし、昭和17年度計画で策定された四式中戦車は対戦車戦用の中戦車として開発が開始されました。主砲に57mm砲を搭載した試作一号車は昭和19年5月に完成しましが、戦況の激化と更なる攻撃力の強化案として75mm対戦車砲への換装が指示され、昭和20年2月に改修が完了。終戦までに2両の試作車が試験を行っていました。
同時に生産性を考慮して再設計された量産型も生産準備に入っていましたが、実車の完成はなりませんでした。量産型は三式中戦車と同じ砲塔に長砲身75mm砲を搭載する予定でした。
キットは量産型をモデル化。搭載主砲や機銃は基部まで再現。防弾ガラスは透明プラパーツ。マフラーカバー用のエッチングパーツ付属。マーキングは帝国陸軍より推定塗装例が2種類。
プラ製キャタピラをセットしたリニューアル版です。